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中学生と高校生、さらには大人との共演。そこには世代を超えた“何か”がある |
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1月9日(日)。「第26回湘南吹奏楽の集い」が開催され、我々「部活.ネット」も取材に行かせてもらいました。 (と言っても、本業の都合もあって、本当に最後の方しか聴けませんでした。早い時間帯に演奏された方々、ごめんなさい。) このイベントで何に驚かされるか、と言えば『人の数』です。 客席は、客が入れ替わりながらも、最終グループの演奏までずっと満席であり(これは、湘南地区だけ、とのことです)、ステージ上も演奏者が「これ以上は乗れないでしょ」というほど、所狭しと並んでいます。 それもそのはず。演奏するバンドのほとんどが、合同チームであり、最大では6つのバンド(140名)が一体となって演奏していたからなのです。 日頃は各バンドの流儀や文化・習慣といったものに基づいて練習しているところを、他のバンドと呼吸を合わせること自体、相当難しいはずで、しかもそれが成長途上にある中学生・高校生では、当然持っているスキルも違うわけです。 それが一体化することが出来るのが吹奏楽(というか「音楽」)の素晴らしさだと言えるでしょう。 終了後に何人かの出演した生徒たちにも聞いてみましたが、異口同音に「別のバンドとの共演は勉強になる」と言っていました。そしてまた、「楽しく演奏できる」とも。 「集い」は、その実行委員長でもある橘田誠司先生(高倉中学)も仰るように『祭り』という位置付けだそうです。 素晴らしい『祭り』は今年で26回目。開始から四半世紀を過ぎましたが、音楽を通じて幅広い世代が繋がることが出来るという事実は不変です。 是非、来年以降も継続してもらいたいと切望しています。 |
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それぞれのチームがそれぞれの工夫を凝らし、それぞれの意図を持って臨むステージ。定期演奏会・コンクール・アンサンブルコンテストといった行事とは違う、「祭り」としての楽しさも十分伝わるものであった。 | |||||
出場チームと演奏曲の紹介[出演順] |
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(左)(中)出番を待つ出演者たち。恐ろしく長い列が出来上がっていました。(右)「集い」実行委員長でもあり、最終演奏グループの指揮を務められた橘田誠司先生。「最後まで満席のお客さんがいるのは湘南地区だけですよ。そこをアピールしておいて下さいね」とのことでした。 | |||||
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出演各団体の今後のイベント紹介 |
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※プログラムに掲載されていたものです。詳しくは、各団体にお問合せ下さい |
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◇湘南台高校コンサート 3/12(土)15:00〜 藤沢市秋葉台体育館 入場無料 ◇鵠沼高校 第14回定期演奏会 3/25(金)18:00〜 藤沢市民会館大ホール 入場無料 ◇大庭中学 第11回定期演奏会 3/21(日) 藤沢市民会館大ホール ◇寒川高校 第6回定期演奏会 4/1(金)18:00〜 茅ヶ崎市民文化会館大ホール ◇藤沢西高校 第23回定期演奏会 3/26(土)13:30〜 藤沢市民会館 ◇湘南高校 第25回定期演奏会 3/27(日)14:00〜 藤沢市民会館大ホール 前売券300円、当日券350円 ◇六会中学 第17回定期演奏会 3/29(火)18:00〜 藤沢市民会館 ◇日大藤沢高校 第22回定期演奏会 3/20(日)15:00〜 藤沢市民会館 ◇北陵高校 第25回記念定期演奏会 3/27(日)14:00〜 茅ヶ崎市民文化会館大ホール ※ゲストで高倉中学吹奏楽部が出演します |
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