2017.07.28up |
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B部門は最大30名による編成。 A部門とは違い、「えっ」と思うくらい少人数で出場するチームもいて、独特の雰囲気があり、管理人はしばしばB部門の演奏で涙腺が緩む。 今年も感動で胸がいっぱいになった。 演奏順に、感じたことを述べさせて頂く。 |
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【藤沢西】金賞 ◆レトレ・ル・ネオン 〜サルトルとボーヴォワール 哲学と愛、そして新しい愛のかたち〜 天野正道 30人 男子1 コントラバス1 テューバ2 打楽器4 この2年、県大会はもちろん東関東大会にまで進出している藤沢西。 【湘南学園】金賞 ひと言で言えば「誠実」であろうか。 【アレセイア湘南】失格(タイムオーバー) 結果発表の際、8チーム出場なのにどうして7チームしか並んでいないのか不思議だったが、どうやらタイムオーバー(規定時間を超える反則)だったようだ。 【藤沢清流】銀賞 管理人が感じ取れたコンセプトは「そこに在る力を余すところなく」であった。 【西浜】銅賞 中盤の木管(フルートとクラリネット?)の掛け合いから、打楽器・金管が入って盛り上がる辺りはとてもよかった。 【茅ヶ崎】金賞[県大会出場] 茅ヶ崎高校の演奏を聴きながら「あぁ茅高DNAだよなぁ...」と感心していた。 【寒川】銀賞 コンクールで写真撮影を禁じているのはわからんでもないが、この寒川高校の演奏は写真に収めて、是非多くの人に見てもらいたいなぁと思った。 【慶応湘南藤沢】金賞[県大会出場] 一昨年はB部門で県大会出場、昨年はA部門で銅賞と激しい展開の慶応であるが、今年は王道とも言える楽曲で、再度県大会出場権を手にした。 |
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2015,2016年藤沢西高校が東関東大会へと風穴を開けたのに続き、茅ヶ崎・慶応も県大会での精度を上げた演奏をしてきてもらいたいなぁ。 A部門の湘南・北陵ともども、湘南地区の音楽のレベルの高さを是非示してきて下さい。 期待していますね。 |
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2017.07.26up |
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2010年には7校、2011年以降は学校の入れ替わりはあったものの昨年までは6校の参加が続いてきたA部門だが、今年は湘南・藤沢総合・鶴嶺・北陵の4チームのみの出場。
このうち2チームが県大会へと進むことになるが、出場する4チームは近年県大会出場を懸けてしのぎを削っているだけに、激戦必至であろうと見ていた。 参考までに2010年以降の県大会出場チームを列挙しておくと こうやって書くと改めてわかることだが、湘南地区からの県大会出場校は「湘南とどこか」という図式が長きに亘って続いている。 2011年・12年が北陵、13年・14年が鶴嶺、15年・16年が藤沢総合と2年単位での変遷となっている。 また、北陵は2010年・14年・15年・16年と金賞を獲得しながら県大会へは出場できない、通称「ダメ金」を4度経験している。 今年は例年よりも多くの3年生が引退せずに残り、何としても県大会へ、という熱気に満ちているという噂は耳にもしていた...。 さて、実際の演奏が始まると、その至福の時間はあっと言う間に過ぎていった。 各校の演奏について、個人的感想を述べさせて頂く。 |
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【湘南】金賞[県大会出場] 54人 コントラバス2 テューバ3 打楽器6 男子16 課題曲:X メタモルフォーゼ 〜吹奏楽のための〜 川合清裕 自由曲:吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より 高 昌帥 課題曲は例年通りXを選択しているが、例年よりはやや大人しめに聴こえた。 |
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【藤沢総合】銀賞 46人 コントラバス1 テューバ3 打楽器7 男子12 課題曲:W マーチ「春風の通り道」 西山知宏 自由曲:中国の不思議な役人 バルトーク ワクワク感という意味では最もあったのがこの藤沢総合だった。 |
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【鶴嶺】銀賞 52人 コントラバス1 テューバ3 打楽器5 男子6 課題曲:T スケルツァンド 江原大介 自由曲:地獄の踊り T,U,W,X ピクール 軽走感に満ちた課題曲と、管楽器・打楽器とも思い切りのよさが目立ち、背筋がゾクゾクするような自由曲。 |
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【北陵】金賞[県大会出場] 54人 コントラバス2 テューバ3 打楽器5 男子6 課題曲:T スケルツァンド 江原大介 自由曲:宇宙の音楽 スパーク 同じ課題曲ではあるが、鶴嶺の軽やかさに較べて重厚感があり、1つ1つの音粒を大きな流れにするような印象であった。 |
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湘南と北陵の金賞・県大会出場は順当であったように思われます。 2校の皆さんには県大会出場が最終目標ではなく、さらに上のステージを目指して、より精度を上げていってもらいたいと願います。 残念ながら銀賞となった藤沢総合と鶴嶺の皆さん、素晴らしい演奏だったと思います。 今後とも各校切磋琢磨して、湘南地区のレベルを引き上げていって下さい。 また、関係者の皆さん、本当にお疲れ様です。 27日にはB部門に出掛けたいと思います。 |
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