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高校B部門(7/24) 7チーム中1チームが県大会へ
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昨日に引き続き、終日雨模様。
本日は自由曲1本勝負のB部門。
バンド編成の上限は35人ではあるが、実際35人のフルメンバーで登場する方が稀で、少ないところでは10人以下というケースも見られる。
つまり、A編成よりも一人一人に掛かる比重が、少なくとも計算上は重く、場合によりメンバーの緊張感もただならぬものがある。
その緊張はステージから客席へも伝わる。
だから、聴いている側もちょっと緊張したりするのだ。
実は、今日管理人は会場でかなり昔の教え子(北陵高校吹奏楽部出身)とバッタリ出会った。
そこで、 彼女がコンクールに出ていた当時の話などを聞くと、やはり相当な緊張状態でステージに立っていたとのこと。
「もっといつもの通り吹けばよかったんですけど...」
うん。確かに。
でも、いつもの通り吹けるなら苦労はしない。
いつもの通りに吹けない重圧感があるからこそ、コンクールというのは闘い甲斐があるのかもしれない。
なんてことを考えながら聴かせてもらいました。
ちなみに、吹奏楽の心得のある現教え子も「バンド編成人数カウント係」として連行しました。
(だからと言って正確にカウントできたという保証は一切ありませんので、ご了承下さい)
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4色の傘が雨の中を踊る音符のような...?(会場の茅ヶ崎市民文化会館にて) |
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審査結果&管理人コメント
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管理人個人としては、昨日のA部門に続き、「ステレオ感」「音の収縮・発散」を1つの軸にして聴くことにしました。
また、先述の「人数」についても可能な限りカウントしました。
(違っていたらゴメンなさいね)
以下は審査員の皆さんによる審査結果です。
1つしか枠のない県大会への出場権は寒川高校が獲得しました。
県大会ではさらにブラッシュアップした演奏を期待します。
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≪金賞≫
寒川高校
第六の幸福をもたらす宿より T,U,V(M.アーノルド作曲)
[総人数]34人[うち男子]3[コントラバス]1 ※県大会出場 [コメント]最初の鳴りから圧倒的であったが、途中ミストーンもあり、心配な場面も。ただ、相当練習で鍛えてあるためか、自信喪失で崩れてゆくことはなく、全員が全体の構成を考えて“うねり”を生み出していました。特にVでの表情のつけ方は鬼気迫るものもありました。県大会での伸び代を感じさせてくれる演奏で、ミスしたことが成長への起爆剤になってくれることを期待します。
北陵高校
センチュリア(J.スウェアリンジェン作曲)
[総人数]21人[うち男子]5[コントラバス]1 [コメント]全員が1年生という編成の中、楽曲の難易度を敢えて抑えて、その中で基本的なことをしっかりやろうという意図がすごく伝わる演奏で、しっかりした音程で強弱のコントラストも鮮やか。Aバンド同様、思い切りのよさが印象的。金賞にふさわしい演奏でした。
≪銀賞≫
西浜高校
吹奏楽のための舞楽「古都の彩」(渡部哲哉)
[総人数]34人[うち男子]7[コントラバス]1 [コメント]ここ数年、コントラバスが頑張ることで音の横への広がりが感じられます。管楽器がしっかり鳴っていると同時に、トランペットのミュートもミュートの意味を感じさせる好演奏でした。打楽器にもう少し思い切りがあると、尚よかったかと思います。
慶應義塾湘南藤沢高校
イギリス民謡組曲より T,V(R.ヴォーン・ウィリアムス作曲)
[総人数]32人[うち男子]8[コントラバス]0 [コメント]楽曲の特性もあって劇的な変化には乏しかったものの、ピッチが安定し、細かなフレーズをきちんと吹こうという意図が感じられる演奏でした。トランペットソロをはじめ、成熟した印象で、シンクロ性も高い演奏は金賞にも値すると思いました。
湘南学園高校
喜歌劇「こうもり」セレクション(J.シュトラウスU作曲)
[総人数]30人[うち男子]3[コントラバス]1 [コメント]これぞ吹奏楽という強弱感、テンポの上げ下げ、各パートがしっかりと骨格を作る意識も感じられ、音に広がりのある表情豊かな演奏でした。また、オーボエソロが妖艶で、印象に残ります。
≪銅賞≫
藤沢総合高校
サンデー・マーケット(高橋伸哉作曲)
[総人数]23人[うち男子]3[コントラバス]0 [コメント]管理人の知る限り、初出場かと。まだ若いバンドなので、ダイナミクスのコントラストや、スローテンポでの対処については今後に期待したいが、曲想が展開するあたりの場面転換の絵画性がとてもよく伝わる楽しい演奏でした。
大清水高校
トッカータとフーガ ニ短調(J.S.バッハ作曲)
[総人数]6人[うち男子]1[コントラバス]0 [コメント]勿論、6人で演奏するのは苦しい場面もあるのでしょうが、音色の粒立ちがきちんと輪郭を伴って表現されていて、木管がパイプオルガンのように聴こえる演奏でした。管理人は毎年、彼らがアンコンにも出て欲しいなぁと思います。
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ミスがあっても横綱相撲。寒川高校3年連続県大会へ
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「湘南地区から1チームしか県大会に行けないのだとしたら、もう寒川で決まりじゃないの?」
という声もコンクール前にかなりの数、耳にしていた。
それほど昨年の演奏が強く印象に残っている寒川高校。
しかし、彼らとて常に100%の演奏ができるとは限らないし、実際、2005年にはA部門で銀賞に終わり、その翌年はB部門で金賞は獲ったものの県大会には行けず...
苦難の時代もあったのだ。
そして、その苦難をバネにして、3年連続県大会への切符をつかんだ今年、勿論狙いは東関東大会への進出だ。
それも含め、指揮で「空間支配」を標榜する岡田寛昭さんと部長で打楽器担当の熊谷彩香さんにインタビューしました。
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管理人「今日の演奏はいかがでしたか。」 岡田さん「気持ち的には120点なんですが、技術的には60〜70点くらいですかね。」
管理人「ミスもあったから、ということでしょうか?」 岡田さん「そうですね。あり得ないミスが出てしまって。ただ、ミスをしても0.1秒で立ち直る、という練習もしてきましたので、最後の方はコンクールというより演奏会という振りで盛り上げてました。」 |
管理人「熊谷さんはどうでしたか。」 熊谷部長「(笑顔で)楽しかったです。いろいろあって。」
アクシデントにも動じない熊谷さん。
さすが、部長!
管理人「県大会へ向けての課題は何でしょうか。」 岡田さん「毎日、ゆっくりと音程を合わせるところから、一つ一つを地道にやるということしかないですね。メンタルも鍛えてはきたつもりですが、どうやったらミスなく演奏できるか教えて下さい(笑)。」
管理人「ぜひ、東関東大会へ進出して下さい。」 岡田さん「自分もそう思っています。3年連続して出て、初めて戦い方もわかる気がします。現3年生はずっと出続けているので、その積み重ねを財産にして、関東まで行きたいですね。」
管理人「熊谷さんも頑張って下さい。」 岡田さん「彼女、2年前は高熱で大変だったんですよ。」
管理人「では、健康に気をつけて。」 熊谷部長「はい!」
というわけで、ある意味では“予定調和”だった寒川高校の県大会出場も、実はいろいろと紆余曲折あってのものだったことが窺われます。
ミスが出たということは、まだまだ伸び代がある、という前向きなとらえ方で県大会の壁を突破してもらいたいと願っています。
でも、まずは熱が出ないことを祈ってます。
頑張れ、寒高吹奏楽部! |
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高校A部門(7/23) 6チーム中2チームが県大会へ
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今年もコンクールの日がやって来た。
梅雨が戻ってきたような小雨がパラつくが、午前中の中学B部門から客席はフル!
(管理人は今日生まれて初めて中学生部門も聴きました。吹奏楽やってる中学生の数には圧倒されます)
出場する側にしてみれば、ものすごい量の練習を積み重ねた成果を出せるかどうかが問われるその瞬間が到来するわけで、武者震いもあろうことと推測する。
そういう緊張感というのは、振り返ってみると50年に限りなく近づいた管理人の人生でもそうそうあったわけではなく、今後もあるかどうかは極めて疑わしい。
高校時代の部活動というのは、だから美しいのだと懐古する次第である。
そして、そのことが高校時代にはわからないから、人生とは趣深い...
さて、本日の高校A部門(今年から55人まで。去年までは50人が上限)だが、昨年は出場7校に対して県大会出場枠3。
今年は出場6チームに対して県大会出場枠が2に。
これは単純に県大会の出場チーム総数からの比例配分とのこと。
管理人などは何か政治力学が働いて減らされたのかと、すぐ勘ぐってしまうが、そうではないらしい。
にしても、明日のB部門などは出場7チームで県大会出場枠が1つだけだから、プレッシャーも半端ではないなぁと予想する。
B部門出場チームの皆さん、気合いで乗り越えて下さい。
で、肝心の演奏についてだが、今年は「ステレオ感」を重視して聴いてみようと思っていた。
拙い経験ではあるが、ホールまで出掛けて演奏を聴いて「得したなぁ」と感じるのは、たいてい音の収縮・発散が心地よく為されているものである。
特に昨年のB部門で寒川高校の演奏を聴いたあと、35人という限られた人数でもあれだけの音の広がりやグラデーションが出せるのかと感心したことが影響している。
勿論、ピタリときまるシンクロ性やピッチの安定感、ダイナミックスのコントラストといった基本ピースの確認も、楽しく聴きながらやりたいと思う次第であった。
結果は以下の通り。
≪金賞≫
湘南高校
課題曲 X 躍動する魂〜吹奏楽のための(江原大介作曲)
自由曲 ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ(天野正道作曲)
北陵高校
課題曲 X 躍動する魂〜吹奏楽のための(江原大介作曲)
自由曲 バレエ・サクラ(D.R.ホルジンガー作曲)
※上記2チームが県大会へ
≪銀賞≫
日大藤沢高校
課題曲 W マーチ「青空と太陽」(藤代敏裕作曲)
自由曲 青銅の騎士(R.M.グリエール作曲)
[ひとこと]指揮の柏田さんが譜面なしでやっておられるのを見て感心しました。自由曲終盤の大きな広がりと荒野の夕焼けに向かって立つ勇壮な演奏が印象に残ります。
鶴嶺高校
課題曲 T 16世紀のシャンソンによる変奏曲(諏訪雅彦作曲)
自由曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より(P.マスカーニ作曲)
[ひとこと]演奏者が立ち上がって、鐘と合唱だけになるシーンは、これまで聴かせてもらった鶴嶺の中で最も“ワクワク感”の大きな自由曲の演奏でした。ビジュアル的には本日最高点です。
≪銅賞≫
藤沢西高校
課題曲 T 16世紀のシャンソンによる変奏曲(諏訪雅彦作曲)
自由曲 パリのスケッチより(M.エレビー作曲)
[ひとこと]コントラバス3本を配し、藤西らしいブラスのうねりもあり、ステレオ感抜群でした。それだけにピッチの不安定さが惜しかったですね。次回に期待します。
茅ヶ崎高校
課題曲 W マーチ「青空と太陽」(藤代敏裕作曲)
自由曲 歌劇「トゥーランドット」(G.プッチーニ作曲)
[ひとこと]難曲へのチャレンジを称えます。1年生もかなりステージに乗っていると聞いています。若いバンドですので、これから茅高らしい隙のないサウンドを再構築されて下さい。
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素晴らしかった湘南・北陵
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毎年、県大会出場チームがどこになるか、管理人は悩ましいのだが、今年に限っては湘南と北陵で異論のない決着ではなかろうか。
それほど、この2チームの演奏は傑出していた。
共通していることは課題曲に「躍動する魂〜吹奏楽のための」を選んだところ。
この曲は現代音楽的でスリリング。
打楽器の鳴らし方はかなり面白く、足踏み(?)までがおそらく楽譜に記されている。
(湘南だけがやるのかと思いきや、北陵もフロアを踏んでたからわかりました...)
これを選ぶこと自体が冒険であるし、きちんと演奏できるなら、バンドとしての力量は間違いなくあると類推される。
管理人の個人的好みにズバリはまる楽曲で、湘南・北陵が偶然(?)続けて演奏してくれたので、その音の鳴りの違いもわかってとても楽しい時間であった。
湘南は自由曲では一転、メロディアスな楽曲を安定したピッチで演奏し、ブラスの掛け合い・低音の頑張りなども見事で、最終盤に差し掛かるところでは一種の“プレーヤーズ・ハイ”状態を思わせるものであった。
高い解釈力を窺わせる演奏で、まだ伸び代もあると思わせるものだった。
管理人はちょっとしびれました。
北陵は課題曲については“安定感重視”を思わせる演奏であったが、それでも湘南とは楽器配置も異なることから、聴こえ方も違うものだなぁと管理人を納得させてくれた。
実際、そういう違いを意識できるということ自体、聴きづらさが排除されていることを意味するものだ。
そして自由曲の「バレエ・サクラ」。
定演でも聴いたし、実は今まで内緒にしていたが、管理人は自宅でもホルジンガーのCDを聴いていたりする。
(でも車の中では聴かないようにしてます。事故を起こしそうだからね)
強弱のコントラストは素晴らしく、音粒の充満している箇所とスカスカの箇所もうまく使い分けた感があり、ステレオ感も湘南と双璧であった。
後半の歌入りのシーンでのトランペットとのバランスもよく、細かいフレーズもしっかり吹こうという意識が垣間見えた。
最後の力感溢れるあたりは、やはり“プレーヤーズ・ハイ”を思わせる。
『ホルジンガってますね!』
と言いたくなる演奏は、また聴きたくなるものであった。
湘南・北陵両チームの県大会でのさらなる素晴らしい演奏を期待します。 |
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県大会出場チームにプチインタビュー
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【湘南高校】
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圧巻の演奏でトップ通過を決めた湘南。そこには指揮の小澤篤さんの“方針変更”があった。
小澤さんと部長の山口優季さんにお話を伺いました。
管理人「県大会出場おめでとうございます。まず、課題曲の選択についてお聞かせ下さい。」 小澤さん「私が現代音楽が好きなものですから。で、生徒たちに聞いてみまして、最後は生徒たちで。」
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管理人「好きだから演奏できる、というものではないでしょうが、定演などでもかなり現代的なものをやった積み重ねなどがあったからでしょうか。」
小澤さん「そうですね。おっしゃる通りです。」
管理人「自由曲はメロディアスな印象の曲でしたが。」 小澤さん「はい。去年までの湘南は『どかーん』と大胆に演奏してしまえ、というところがあったのですが、今年はちょっと、というかほぼ逆のベクトルで取り組むことにしまして。」
管理人「と言うと?」 小澤さん「今までは内から外へ、という方向で、スケールの大きなゴールを目指そうとするあまり、細かな部分に対する配慮が足りず、コンクールなどでは通じにくくなったところがありました。そこで、もっと内向きに、大胆だが破綻はしない、冷静な音楽作りをテーマに取り組んできました。」
管理人「真実は細部に宿る、と。」 小澤さん「まさしく、その通りです。」
管理人「県大会に向けての修正点などがあれば教えて下さい。今日はピッチが安定していると思いましたが。」 小澤さん「嬉しいですね。いつもピッチが悪くて、県大会に行けなかったりしましたから。課題としては、もう、とにかく細かなところをきちんとやる、ということと、冷静かつ大胆に。頭を使って、というところです。今日も、振っている最中、指で頭を指すサインを出して、生徒たちに『頭を使え』と(笑)。県大会でもブレーキを掛けつつも広がりのある演奏を心掛けたいですね。」
管理人「ありがとうございました。では部長さんに少しお話を聞かせて下さい。審査発表の時、舞台で泣いていましたね。」 山口部長「はい(笑)。とても嬉しくて。」
小澤さん「コンクールデビューだったしな。」
管理人「え?どういうことですか。」 山口部長「私は高校に入ってから吹奏楽を始めて、去年はコンクールのステージに上がることが出来ませんでした。」
管理人「そこから頑張って、今は部長さんか。きっとすごく頑張ったんだね。特にどういうところを頑張ったのか教えて下さい。」 山口部長「音程です。歌を歌って、毎日自分の体に音程を沁み込ませるようにしています。そうすると、どんどん音も取りやすくなります。」
管理人「それって、ボクでもできますか?」 山口部長「できますよ(笑)。絶対音感もつきます。」
今日から体に音程を沁み込ませる予定の管理人であった。
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【北陵高校】
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ご存じ北陵の指揮者・丸山透先生(通称・とおるちゃん)。
今年も県大会出場を決めて、さすが。
管理人「今日の演奏はいかがでしたか。」 丸山先生「課題曲は譜面通りに演奏することに徹してました。そういう意味では、打楽器などで既に小澤テイストの入っている湘南の方が解釈力が高かったと思います。」 |
管理人「自由曲の『バレエ・サクラ』はいかがでしたか。」 丸山先生「抑えて抑えて、という感じです。どうしても地区の場合はあまり攻撃的な演奏にはならないですね。」
管理人「それでも最後は全開のイメージですが(笑)」 丸山先生「ホルジンガーの曲ですからね。」
管理人「県大会に向けて、どんな課題がありますか。」 丸山先生「まだ、それぞれの楽器が一つ一つの音を出すのに精一杯というところがありますので、それがちゃんとした和音になるように、一つのフレーズとして繋がるように精度を上げていかなければならないですね。」
管理人「それが出来るスキルはある、と?」 丸山先生「ええ。あとは意識レベルを上げるということです。県大会ではもう少しテンションを上げた演奏になるかもしれません。」
管理人と丸山先生はコンクール以外の話もいろいろしたりしましたが、それはまたいずれ。
明日(24日)のB部門では1年生だけのバンドを指揮する丸山先生。
「失うものは何もないんだから、やれることをやれ」とのことでした。 |
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A部門を終えて 「管理人のつぶやき」
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思うに、県大会へ出る2チームは「強く」吹くという意識が常にあるように思えた。
ここで言う「強く」とは、好きなように吹きっぱなし、という意味では勿論ない。
強く吹くべきところを本当に強く吹く、というのは日頃からそういう局面を実戦的に練習していないと、本番でだけ出来るというものではあるまい。
課題曲に「躍動する魂〜吹奏楽のための」を選んだというのも、けして偶然ではないのだろう。
さあ、24日は35人までの編成によるB部門。
体力的には既にかなり限界に近い管理人であるが、頑張って行きますね。
B部門参加の皆さん、管理人の眠気を吹き飛ばす演奏をお願いします! |
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